「なーふぃー」って何だ?

宮古島の文化「なーふぃー」とは

宮古島特有の文化として「なーふぃー」というものがあります。
これは、子供に名前がついたことをお祝いするためのものです。
生後3ヶ月から4ヶ月くらいの赤ちゃんのときに行うのですが、この時期の赤ちゃんといえば、だいたい首も据わってくるころで一番かわいい時期ですね。
よく笑って声に出して何かを訴えることも出てくる時期ではないでしょうか。
そんな時期に、親戚や友達、職場の人や近所の人を招待しておもてなしをします。
いわば赤ちゃんのお披露目会のようなものなのです。

お祝い金の作法

「なーふぃー」に招かれた人は、赤ちゃんの名前を確認してお祝い金をプレゼントします。
お祝いのお金については、親戚、友達、職場の人は一人3000円が相場ですが、上司や先輩はもう少し多めに渡すこともあるようです。
何か赤ちゃんにプレゼントとして洋服や玩具と一緒に渡すこともあります。
もし招待された日に行くことができない人は、友達にお金を預けるか、そのお披露目会の前に贈るか、後日贈ることになります。

「なーふぃー」の流れ

「なーふぃー」が行われる時間帯ですが、赤ちゃんがいる家庭なので早めに行われるのかと思いきや、実はスタート時間はだいたい夕方くらいからで、宮古島特有のおとーり(※)も一緒にスタートするというのが習慣です。

※おとーり:“沖縄の宮古島のお酒の飲み方。島酒(泡盛)を囲んで円座になり、1つのコップを回しながら自己紹介、その日のお題についての話などを延々と続ける。”
-引用元:オトーリとは – はてなキーワード

赤ちゃんのパパはすでにおとーりによってベロベロになっていることもありますので、このお披露目会の最後は特にお酒が好きな人たちは何がなんだか収拾がつかないまま終わってしまうこともあるそうです。
招待される人数はそれぞれの家庭によっても違いがありますが、多い場合には結婚式並みの数百人くらいの人数が集まることもあります。
そうなると家の中で行うのは難しいですから、参加した人は赤ちゃんを見て、渡すものを渡したら空気を読んで帰宅するのが普通です。
ただ、中には空気が読めずに居座る人もいて、宮古島の方言では「ながちび」といいますが、強引にほかの人が連れ出して一緒に帰るというシーンもあるようです。
参加した人は帰るときには、赤ちゃんの名前が書かれた命名書、そして前もって用意されていた内祝いの商品券やお米券などをもらって帰宅することになります。

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