宮古島は「神様の島」?

神様と共に生きる人々

宮古島の人は神様と共に生きています。
ウタキといわれる拝所があるのですが、こちらではよく着物姿の女性を見かけます。
この女性たちは、神様に色々な報告、願い事をしているのです。

「ツカサ」という女性たち

この人たちは地域を代表してやって来ている「ツカサ」という神事を執り行う人です。
例えば1年間の豊作を願ったり、豊漁を願う、無病息災や反映といった地域の重いなどをこの女性たちが一手に引き受けて神様にお伝えしているのです。
宮古島の隣にある島、伊良部島の佐良浜でも、雨乞いをする姿を見かけることもあります。
ツカサたちが、神様に日照りが続いて畑がだめになるので雨を降らせてくださいとお願いしているのです。
雨が降るようにと、大主の神と海の神、そして畑の神様を順番にまわって、お願いをします。
3日間このお願いは続いて、同じ時間に願います。
この儀式はニガイといわれていますが語源は願いからきています。
そしてツカサたちは、神様の前で雨夜触れと呼び水をまいて、神様の歌を歌って、雨乞いの踊りがあるのですが、その踊りを踊ってニガイを続けます。
この儀式は先輩が伝えていくとのことで、歌も踊りもニガイの手順なども決して神事は間違えてはいけないので、この地域のツカサになる女性たちは、間違えないように必死で勉強をして覚えるのだそうです。
ツカサには任期があって、任期が終わった姉さんといわれる人たちは新しいツカサが間違って覚えないように一緒に神事を見守って、間違いがあれば適宜修正をするのだそうです。

宮古島の神秘的な魅力

宮古島のいたるところではこのような神事が普通に行われています。
もちろん観光化されて見せ物として行われているのではなくて、本当に島の人たちが神様に願いを聞き入れてもらおうと思って行っていることです。
観光をしている途中に偶然こうした神事に遭遇すれば、ぜひ見てもらいたいですね。
きっとそこから感じ取れる何かがあるはずです。
日常生活の中で見失ってしまっていた大事なことを思い出させてくれるかもしれませんし、当然のように生活を送れている事に感謝すべきだということを思い出させてくれるはずです。
宮古島はとても神秘的な島ですが、こうした神秘的な光景というのは、いたるところで目にすることができます。
神様を身近に感じられる神秘の島、それが宮古島の魅力の1つなのかもしれませんね。
ぜひこの神秘的な儀式に遭遇したら、そっと見守り、神様に日々の感謝をして、ニガイの願いがかなうように祈りたいですね。

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